私が敬愛するベーシストの一人がミック・カーンです。
ご存じの方もおられると思いますがミック・カーンはJAPANのベーシストです。
JAPANは1974年にデヴィッド・シルヴィアンとその弟のスティーヴ・ジャンセン、そしてミック・カーンを中心に結成されたイギリスのニューウェイブバンド
当初はその端正なルックスからアイドル的な扱いをされていましたが、アルバムを出すたびに進化をしていき独特なリズムなどでミュージシャンらしい評価をされました。
その独特なリズムをより強力にしていたのがミック・カーンのベースです。
ミック・カーンの特徴といえばやはりフレットレスベースでしょう。
理論などは勉強したことがない、、という彼のフレーズはほかのどのベーシストにも当てはまらない唯一無二のフレーズで、JAPANの音楽性を決める一つとなっています。
うねうねとした音色、フレットレスならではのスライドやハーモニクス、ピッチ感など、ミック・カーンにしか出せないフレーズは1981年にリリースされた『錻力の太鼓』で十分に堪能することができます。
フレットレスベースといえば、ジャコ・パストリアスでしょ。
という人も多いと思いますが、ぜひミック・カーンも聞いていただきたいですね