ロックミュージックライフ

日々気になった音楽やミュージシャンについてつらつらと書いているブログです

ヴィンセン•ガルシア:スペイン出身のベーシストが魅せる新たなサウンド✨ #ヴィンセンガルシア

最近SNSで良くあがってくるベーシストでお気に入りがVincen Garcíaさんです。ヴィンセン•ガルシアと読むんですかね?

 

スペイン出身のベーシストで、その類稀なるプレイで人気が出ておりあのコリー•ウォンとの共演もYouTubeSNSにアップされています。そして2023年には新しいソロ名義のアルバムも発売されました🎸

 

 

Too much (feat. Gnaposs)

Too much (feat. Gnaposs)

  • provided courtesy of iTunes
Interludio

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トランペッターである父親とボーカリストの母親の音楽溢れる環境で育ってきたヴィンセンは高校からベーシストをはじめ、独学で練習をし続け難解なフレーズ、リズムなどもこなすようになっていきます。

自身のバンド『Funkiwis』でのツアーやサポートなどを活発に行い、いまやInstagramのフォロワーが10万人を超えインフルエンサーとしても人気を博しています。

 

そんなヴィンセン•ガルシアの使用するベースはヤマハのBBP34です。日本製のこのモデルはピックアップはPJスタイルでリアピックアップをメインで使用した際のポコポコしたサウンドはまさにジャコパスタリアスのような雰囲気も、持っています。最近はフィンガーランプも装着しています。

テクニカルでありながらスムーズなプレイとサウンドは心地よくグルーブを感じることが出来るベーシストらしいベーシストと言えるでしょう。

 

是非一度聞いてほしい一押しのベーシスト、VINCENT GARCÍA でした😌

 

感動と興奮の大阪ライブ!QUEEN OF THE STONE AGEに酔いしれる 【セットリストあり】

2024年2月5日 大阪のZEPP NUMBAで行われた『QUEEN OF THE STONE AGE』のライブに行ってきました。

仕事関連のお取引様に招待されたとはいえ、私がここ最近で一番見たかったバンドだったのでライブ行く前から緊張をしてしまいました。
こんな気持ちになったのは20代以来のことかもしれません。

 

18時オープンの19時スタートで私は会場に18時半くらいに入り、気持ちを高ぶらせながら待ちます。やはり歴史の長い大御所といっても良いQUEEN OF THE STONE AGEですから年齢層は少し高め、、40代が中心だったような気がします。

 

そして19時を少し回ったところでジョシュを含めてメンバー登場
一曲目 NO ONE KNOWSで幕開け

久しぶりにライブで鳥肌立ちました。ジョシュのカリスマ感がたまりません。

 

当日のセットリストはこれです。

  1. NO ONE KNOWS
  2. THE LOST ART OF KEEPING A SECRET
  3. SMOOTH SAILING
  4. MY GOD IS THE SUN
  5. EMOTION SICKNESS
  6. IF I HAD TAIL
  7. TIME&PLACE
  8. BURN THE WITCH
  9. CARNAVOYEUR
  10. THE WAY YOU USED TO DO
  11. VILLANS OF CIRCUMSTANCE
  12. BETTER LIVING THROUGH CHEMISTRY
  13. SICK,SICK,SICK
  14. I NEVER CAME
  15. GOD IS INTHE RADIO
  16. PAPER MACHINE
  17. MAKE IT WIT CHU
  18. LITTLE SISTER
  19. GO WITH THE FLOW
  20. SONG FOR THE DEAD

たっぷり20曲の演奏で2時間を少し回るくらいの満足いくSET LIST内容でした。
あっという間、、、という感覚でライブを見終えたのも久しぶり。

 

これは自分の中では歴史に残るライブになった素晴らしい時間でした。

 

ミック・カーンというベーシスト

私が敬愛するベーシストの一人がミック・カーンです。

ご存じの方もおられると思いますがミック・カーンはJAPANのベーシストです。

 

JAPANは1974年にデヴィッド・シルヴィアンとその弟のスティーヴ・ジャンセン、そしてミック・カーンを中心に結成されたイギリスのニューウェイブバンド

当初はその端正なルックスからアイドル的な扱いをされていましたが、アルバムを出すたびに進化をしていき独特なリズムなどでミュージシャンらしい評価をされました。

 

その独特なリズムをより強力にしていたのがミック・カーンのベースです。
ミック・カーンの特徴といえばやはりフレットレスベースでしょう。

理論などは勉強したことがない、、という彼のフレーズはほかのどのベーシストにも当てはまらない唯一無二のフレーズで、JAPANの音楽性を決める一つとなっています。

うねうねとした音色、フレットレスならではのスライドやハーモニクス、ピッチ感など、ミック・カーンにしか出せないフレーズは1981年にリリースされた『錻力の太鼓』で十分に堪能することができます。

 

フレットレスベースといえば、ジャコ・パストリアスでしょ。

という人も多いと思いますが、ぜひミック・カーンも聞いていただきたいですね

 

 

X JAPANのベーシストHEATH急逝 

先日、X JAPANYOSHIKIさんが、米サンフランシスコで行われたNPO団体の授賞式「37th“Award of Honor”Gala」を欠席したとのニュースがありした。近親者に不幸があったとのことで仕方がない、、と思ってましたがまさかのHEATHさんが亡くなっていたとは驚きです。

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その原因は癌とのことで今年に入ってから発覚してYOSHIKIさんを含むメンバーにも報告することなく逝ってしまった。本人もメンバーも悔いが残る最後だったに違いない。

 

HEATHは前ベーシストTAIJIの後任として1992年にX JAPANに加入。

 

元々HIDEの友達にX JAPANのライブに連れられて行ったのがきっかけで、HIDEから一度セッションしないかと声をかけられて参加。

 

その時に演奏した曲は「Standing Sex」「BLUE BLOOD」「ENDLESS RAIN」そして「Joker」「Sadistic Desire」の5曲だったそう。

前日にHIDEと飲んでいたHEATHはほぼ寝てないにも関わらずプレッシャーも感じず完璧に弾いていたそうです。

 

いまはあっちでHIDE、TAIJIとの懐かしい話に花が咲いているかな。

セッションをしているといいですね😌

 

ジャック・ブルースとCharと屋敷豪太

ジャック・ブルースは誰もがしるCreamのベーシスト。

Creamは1966年にギター🎸のエリック・クラプトンとドラマー🥁のジンジャー・ベイカーによって結成されたトリオロックバンド

 

3人ともソロが取れるほどの技術と演奏スタイルを持ちステージ上で戦ってるかのようなアンサンブルを見せてくれたパワートリオの元祖とも言えるバンド

 

代表曲には『Sunshine of your love』『White room』など多数あります。

 

そのクリームのベーシスト「ジャック・ブルース」と日本を代表するロックギターリスト「Char」、同じく世界で活躍するドラマー「屋敷豪太」のライブが存在したのをしったのは今日😅

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そしてこのライブがあったのは2012年8月、ビルボード東京でのこと。

10年も知らんかったんかい😅って感じ

 

いやぁ、かっこよろしなー

 

 

メタリカの初期ベーシスト『クリフ・バートン』

いまや誰もが知る存在である世界的ロックバンド『メタリカ

1983年に1stアルバム「キル・エム・オール』をリリースきてから現在に至るまでトップを走り続けています。

 

そんなメタリカのセカンドアルバム『ライド・ザ・ライトニング』サードアルバム『マスター・オブ・パペッツ』でベースを弾いていたのがクリフ・バートン。

元々はトラウマというバンドで活躍してたが、そのバンドのライブを見たメタリカのドラマー「ラーズ・ウルリッヒ」があまりにも衝撃的なソロプレイやサウンド、風貌に惹かれバンドに誘った。

 

クリフ・バートンが曲作りに参加した2ndアルバム、3rdアルバムと1stアルバムを聴き比べればクリフ・バートンの影響力をうかがい知ることができる。

ストレートなNWBOHMだった1stから一転、セカンドアルバムやサードアルバムでは情緒的な雰囲気、プログレ的な要素、そしてアコースティックギターを用いたサウンドなど幅広い音楽性で一気にヘヴィメタルの頂点に立つこととなった。

これはクリフ・バートンが音楽学校でクラシック音楽を勉強したことが大きく影響しているだろう。

 

ただサードアルバムのツアー中にツアーバスが凍結した道路でスリップ。

投げ出されたクリフはバスの下敷きとなり帰らぬ人となってしまう。

 

そんな事故などなくいまもクリフ・バートンがメタリカに在籍していたなら違うメタリカになっていただろう。そんなメタリカも見たかったと思う

カール・トンプソンという唯一無二のベース

前回取り上げさせて頂いた変態トリオバンド『プライマス

その中でもベース、ボーカルであるレス・クレイプールは一際目立った存在です。

 

ボーカルメロディ、ベースのテクニックなど特徴があり他の誰とも似使わないのが魅力。

そして彼が使用しているベースもプライマスサウンドに影響を与えてるのは誰もが認めるところでしょう。

 

レスが使用しているのはカールトンプソンのいうブランドのメーカー。

これは知る人ぞ知るブランド。

 

カール・トンプソン氏により1974年に創業され今までスタンリー・クラークアンソニー・ジャクソンなど数多くのアーティストにより使用されてきております。

 

アンソニージャクソンの希望によりピッコロベースや6弦ベースなどを手がけ、いまや楽器界のストラディバリウスと評されており数多くのルシアーに影響を与えています。

 

レスクレイプールがカールトンプソンにオーダーしたのは様々な木材をラミネートしたもので、その名も『レインボーベース』です。

使われているのはクルミ、カーリーメープル、パダウ、パープルハート、エボニー、ココボロ材。

そして、なんと6弦フラットレス、36インチという仕様

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レスが出した唯一の希望はワンピックアップというところだけだったそう。

芸術的すぎますね。

 

これがレスが手にした4本目のベースとのことでメジャーデビューアルバム『sailing seas of cheese 』でそのサウンドを堪能することが出来ます。

私自身もずいぶん昔にカールトンプソンの4弦モデルを持ってましたが、すでに手放してます。

今思うと惜しいです。。