ロックミュージックライフ

日々気になった音楽やミュージシャンについてつらつらと書いているブログです

カール・トンプソンという唯一無二のベース

前回取り上げさせて頂いた変態トリオバンド『プライマス

その中でもベース、ボーカルであるレス・クレイプールは一際目立った存在です。

 

ボーカルメロディ、ベースのテクニックなど特徴があり他の誰とも似使わないのが魅力。

そして彼が使用しているベースもプライマスサウンドに影響を与えてるのは誰もが認めるところでしょう。

 

レスが使用しているのはカールトンプソンのいうブランドのメーカー。

これは知る人ぞ知るブランド。

 

カール・トンプソン氏により1974年に創業され今までスタンリー・クラークアンソニー・ジャクソンなど数多くのアーティストにより使用されてきております。

 

アンソニージャクソンの希望によりピッコロベースや6弦ベースなどを手がけ、いまや楽器界のストラディバリウスと評されており数多くのルシアーに影響を与えています。

 

レスクレイプールがカールトンプソンにオーダーしたのは様々な木材をラミネートしたもので、その名も『レインボーベース』です。

使われているのはクルミ、カーリーメープル、パダウ、パープルハート、エボニー、ココボロ材。

そして、なんと6弦フラットレス、36インチという仕様

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レスが出した唯一の希望はワンピックアップというところだけだったそう。

芸術的すぎますね。

 

これがレスが手にした4本目のベースとのことでメジャーデビューアルバム『sailing seas of cheese 』でそのサウンドを堪能することが出来ます。

私自身もずいぶん昔にカールトンプソンの4弦モデルを持ってましたが、すでに手放してます。

今思うと惜しいです。。