ロックミュージックライフ

日々気になった音楽やミュージシャンについてつらつらと書いているブログです

東野圭吾さん、クスノキの番人を読んだよ

東野圭吾さんのクスノキの番人を読みました。

 

ネタバレするかも知れないので読んでない方はここより先は読まないでくださいね😅

 

僕は自分で言うのもなんですが、自分の考えを主張することが苦手です。

というか、自分の中にそんなに確固たる理念、主張などありません。今を生きる、とりあえず

今日が無事終われば良いのかな。なんて思ったりしてます。

今回の『クスノキの番人』の主人公 玲斗と同じような考え方ですね😅

 

といっても、

玲斗のような複雑な家庭で育ってきたわけではなくごく普通の父、母、兄2人という家族の末っ子として育ってきたので、どちらかというと甘えて育ってきた環境ゆえ、なんとなく壁に当たることもなく来たからなのかも知れません。

 

この本を読んでクスノキの不思議な力に引き込まれていったのはもちろんですが、これは自分自身の中に確固たる考えを子供や孫など後世に残るものたちに伝えると共に、恥ずかしくない人生を送ることが大事なのだと教えられた気がします。

 

そう思うといまの自分のような流れに身を任せてるだけでは駄目だと言われた気がし、身が引き締まる思いでした。自分の人生は自分のものだけではなく、後世に影響を与えることのできる重要なことだと気付きました。

 

こういったことを作者である東野圭吾さんが考えているのかどうかわかりませんがあらためて小説の奥深さを知った気がします。

 

今日からは、自分の子供にどう影響を与えることが出来るのか、そしてもしも自分がいなくなったあとに自分の考えが残るように生活を送り、色々な形で子供に伝えていこうと思います。

 

今回、とあるきっかけで読者の感想をブログに書こうと思ったわけですが、書いていくことであらたな気付きがたくさんありました。

 

読んだだけだと、面白い話だなぁ。。で終わっていましたが感想を書き、振り返り考えることで深みの感じられる印象的な小説の印象に変わりました。

面白いですね